時間計算ツールの使い方
- 足し算・引き算:「2時間45分 + 1時間30分」のように、2つの時間を足したり引いたりします。
- 経過時間:開始と終了の時刻から、その間の時間を出します。休憩を引いたり、夜勤のように日付をまたいだりもできます。
- 〇時間後は何時?:「9時30分の2時間45分後は何時?」のように、時刻から時間を進めた(戻した)時刻を出します。
- まとめて合計:1週間の勤務時間や、動画・作業時間など、たくさんの時間を1行ずつ入れて合計します。表計算からコピーして貼り付けても使えます。
- 分⇔時間の換算:135分 → 2時間15分 → 2.25時間 のように単位を変えます。
時間の計算のしかた
時間は 60 で繰り上がるので、ふつうの数のように計算するとずれてしまいます。手で計算するときは次の3つのやり方があります。
- 足し算は60分で繰り上げ:1時間45分 + 2時間30分 = 3時間75分。75分 = 1時間15分なので 4時間15分。
- 引き算は1時間を60分に崩す:5時間10分 − 2時間45分 は、10分から45分が引けないので 5時間10分 を 4時間70分 にして、4時間70分 − 2時間45分 = 2時間25分。
- いったん分にそろえる:2時間45分 + 1時間30分 は 165分 + 90分 = 255分。255 ÷ 60 = 4 あまり 15 なので 4時間15分。電卓で計算するときはこの方法がまちがえにくくなります。
分を時間(10進数)に直す換算表
| 分 | 時間と分 | 小数の時間 |
|---|---|---|
| 5分 | 5分 | 約0.0833時間 |
| 10分 | 10分 | 約0.1667時間 |
| 15分 | 15分 | 0.25時間 |
| 20分 | 20分 | 約0.3333時間 |
| 30分 | 30分 | 0.5時間 |
| 40分 | 40分 | 約0.6667時間 |
| 45分 | 45分 | 0.75時間 |
| 50分 | 50分 | 約0.8333時間 |
| 90分 | 1時間30分 | 1.5時間 |
| 135分 | 2時間15分 | 2.25時間 |
| 480分 | 8時間 | 8時間 |
分 ÷ 60 で小数の時間に、小数の時間 × 60 で分になります(1.75時間 × 60 = 105分 = 1時間45分)。時給の計算では小数の時間を使います。勤務時間から給料を出すときは時給計算が便利です。
〇時間後・〇分後は何時?
- 9時30分の2時間45分後 → 12時15分
- 22時30分の2時間30分後 → 1時00分(翌日)
- 8時の1時間30分前 → 6時30分
24時を過ぎると翌日、0時より前に戻ると前日になります。上の「〇時間後は何時?」で計算すると、翌日・前日も表示されます。
勤務時間・夜勤の計算
「経過時間」で開始と終了の時刻を入れ、休憩の分数を入れると差し引いた勤務時間を計算します。
- 9:00〜18:00、休憩60分 → 8時間
- 22:00〜翌6:00(夜勤)、休憩60分 → 7時間
終了時刻が開始時刻より前のときは、翌日までの時間として計算します。1週間分の勤務時間を合計したいときは「まとめて合計」に1日分ずつ入れてください。
よくあるまちがい
- 「1時間30分」を「1.30」と入力する:1時間30分は 1.5時間 です。電卓に 1.30 と入れると、時給計算などで金額がずれます。くわしくは電卓で時間を計算する方法をご覧ください。
- 日付をまたぐ時間を引き算する:22時〜6時を 6 − 22 と計算するとマイナスになります。24時間を足して 6 + 24 − 22 = 8時間 と考えます。
- 12時間表記の午前・午後:午後3時は15時です。計算の前に24時間表記にそろえましょう。
Excel(エクセル)で時間を計算するには
- 時刻は「9:30」のように入力すると時間として扱われます。経過時間は =終了 − 開始 です。
- 合計が24時間を超えるときは、セルの表示形式を [h]:mm にすると「27:30」のように表示されます(h:mm のままだと 3:30 と表示されます)。
- 時給を掛けるときは、時間を10進数にするため =合計 × 24 で時間数に直してから掛けます。
こんなときに使えます
- バイト・パートの1日や1週間の勤務時間を合計したいとき
- 夜勤など、日付をまたぐ勤務の時間を出したいとき
- 会議・移動・料理が何時に終わるか知りたいとき
- 動画や音声の長さ、作業時間の合計を出したいとき
- 分を時間(小数)に直して、時給や工数を計算したいとき
よくある質問
時間の足し算はどうやって計算しますか?
時間と分をそれぞれ入力すると自動で合計します。手で計算するときは、すべて「分」に直して足し、60で割って「時間」と「あまりの分」に戻します。
60分以上を入力してもいいですか?
はい。90分のように入力しても、自動で1時間30分として計算します。
日付をまたぐ勤務時間(夜勤)は計算できますか?
できます。「経過時間」で終了時刻が開始時刻より前(例:22:00 → 6:00)の場合は、翌日までの時間として計算し、メモにそのことを表示します。
分を小数の時間に直すには?
分を60で割ります。45分 ÷ 60 = 0.75時間です。逆に小数の時間を分にするには60を掛けます。「分⇔時間の換算」で自動計算できます。
引き算の結果がマイナスになったときは?
引く時間のほうが長いと、−30分 のようにマイナスで表示されます。
「〇時間後は何時?」や、たくさんの時間の合計も計算できますか?
できます。「〇時間後は何時?」では、時刻と時間を入れると、その時間後(または前)の時刻を翌日・前日もあわせて表示します。「まとめて合計」では、1:30、45分、2時間15分 のような時間を1行に1つずつ入れると、すべてを合計して「時間と分」「分」「小数の時間」で表示します。